「一人の美術館友の会員からのクレームにより」

引用元:http://togetter.com/li/851853
どなたからのクレームだったの? 知りたいですわ。 
森美術館のときは美術展を観た上で抗議した市民団体はPAPS(http://www.paps-jp.org/)だと分かったから、彼らが何故抗議したのかを知ることができ、私にとっては勉強になった出来事になったのだけれども。
今回の件、広い意味で政権批判だから敬遠されたとなると、不謹慎を承知でいえば、会田誠は新たな“免罪符”を手に入れることになって、結果的に当人およびそのシンパは得するのかもね。
ところで仮に作品撤去となっても、ヴィデオ作品はYouTubeで公開できるんじゃない? ISISは米軍に空爆されても動画配信続けてるんで、会田誠もできるでしょう。そうでもない?

追記

会田誠が作品撤去要請に対しての私見を出していました。
http://m-aida.tumblr.com/post/124971450230/2015%E5%B9%B47%E6%9C%8825%E6%97%A5
森美術館問題の時との対応ぶりの違いなどいろいろ感じさせられるものがあります。
それはそれとして。
なんといいますか、今、これまで日本の学校教育があたりまえのものとして押し付けてきた物事を鵜呑みにせず、疑い、異議を唱えている一群の先頭にいるのが“安倍晋三”だったりしませんでしょうか?
会田誠関連では以前「倒錯」*1という題の記事を書いたりしたなあと思い出したり。
そんなこともあって、会田誠はいまの日本のリベラル寄りミドルクラスの保守的側面を象徴する表現者で、それが存在理由にして存在価値なのかなあ、と考えたりする次第です。