『世界』no.885 国谷裕子によるチャールズ・ルイスへのインタヴュー

世界 2016年 08 月号 [雑誌]

世界 2016年 08 月号 [雑誌]

目次はこちら http://www.iwanami.co.jp/sekai/

チャールズ・ルイス/国谷裕子 「調査報道がジャーナリズムを変革する」パナマ文書と非営利報道をめぐって
チャールズ・ルイスはパナマ文書報道で中心的役割を果たしたICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)の創設者。
パナマ文書に関するビッグデータを解析し報道するには、進化したテクノロジーと世界各国のジャーナリストの協働が必要であった。一方、商業メディアは従来の広告に頼るビジネスモデルが成り立たなくなってきており、ウェブサイトへ移行するなど今後のやり方を模索している。
パナマ文書が暴いた現実、支配層が国境を越え非合法にはならない形で市民から隔絶しつながり合う中、市民が権力を監視するためにジャーナリズムには何ができるのか、またそれを可能にするにはどうすればいいのか。

グローバリズムに立ち向かうジャーナリズム、とでも言うのでしょうか。パナマ文書報道がどのようになされたか、これからジャーナリストがどうすればいいのかなど、わかりやすく語られています。ぜひ『世界』で読んでみてください。