SNSってもともとつながるためのツールだったのでは

以前に日記で取り上げた小さな出版社にとってのツイッター口コミ効果とか(http://d.hatena.ne.jp/nessko/20141010/p1)、他にも、テレビのニュースで紹介されていたけれども、小さな会社が開発したノートがツイッターでお孫さんが宣伝して売れるようになったとか、何日か前に四国新聞では香川県内で音楽活動をしている人がSNSが人集めなどに欠かせないツールになっていると語っていたけれども、SNSは志や興味を同じくする人たちがつながるための媒体として構想されたもので、そもそも議論する場にしようと企画されたものではなかったのでは?
オバマが当選した時、ツイッターを活用したと話題になったが、これもオバマ支持者がツイッターでつながっていくことが支持の広がりにつながっていったということで、ツイッターで反オバマ側を論破して勢力拡大したというものではなかった。
ブログが簡易ウェブサイトならツイッター掲示板みたいな使われ方をしている、というのは現在の一般的な見方だろうけれども、掲示板もまだあるので、議論をしたい人は掲示板を利用すればいいのではないでしょうか。掲示板なら、議題ごとに板を立てられますのでね。
最近よく目につくツイッター批判だが、なにか的外れというか、これまでテレビに対して似たようなことが散々言われてたけれども、そのやり口をそのまま踏襲してツイッターに苦言を呈するみたいで、あまり意味があるように見えない、マスメディア上で発言する一部の人にとっては今ツイッターを非難するのが旬になってるのかなという感想しか湧かない。
ツイッターが露呈してしまったのはこれまで可視化されにくかった人の常態のある一面でしかなくて、それはもういいとか悪いとかいうのではなく、そういうものだと踏まえた上で、そのうえで議論などしたい方はおやりになるしかないだろう。