木嶋佳苗と状況証拠

週刊文春に出た、木嶋佳苗新潮デスクと獄中結婚の記事のせいで、一部ネット上で木嶋佳苗がまたちょっとした注目を集めていますが、この事件では、状況証拠だけで有罪としていいのかというのが、判決がでたころには問題にされました。検索してみるとこういう記事が出てきた。

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もう大勢には忘れられた点なのかもしれませんが、あの三浦和義の事例もありますし、忘れてはいけない点なのでは。木嶋佳苗はずっと彼らは自分にふられたことで世を儚み自殺したのだと主張しており、法廷での証言の一部がおもしろがられてそこだけ切り取られて流布しましたが、あの発言も、男たちがいかに自分を好いていたか執着していたかを語ったもので、彼女の話の流れでは突飛なものではなかったのです。

木嶋佳苗拘置所日記」でも、裁判のことを書いたりもしていましたが、それよりも、拘置所にいる人間とは思えないリア充感満ち溢れた日記が光り輝き、木嶋佳苗の特異なキャラがぐっと前面に押し出されて、状況証拠だけでーというのがフェイドアウトしていくんですよね。