『世界』2024年10月号 瀬尾夏美「能登を歩く 静かな " 被災地 "」

 

きのうから能登で大雨、災害のニュースが流れていますが、これは今年5月、7月に能登の被災地を訪れた人による記事。ボランティアが来ず、がれきの片づけがなかなか進まない被災地。記事によれば、「発災から30日間に現地で活動したボランティアの数を比較すると、阪神・淡路大震災(1995年)では約62万人、東日本大震災(2011年)」では約11.5万人、能登半島地震(2024年)では約2600人」だということ。

 この記事の著者は以前から東日本大震災の被災地について発信してきた側だが、今年元旦に起きた能登半島地震のときは、Xで偽情報が拡散されたり、地震直後の道路事情のわるさも伝わり「現地に行くことが迷惑になる」と言われ、ボランティアへの否定的な意見が広がり、その流れに抗う投稿をするのは勇気がいる状態だったと振り返る。

 その影響はいまでも尾を引いているのだろうか。

 復旧作業が進まない現地では、いまは人手を必要としているそうです。

 くわしくは『世界』10月号で読んでみてください。