東京都知事選についてだが。
早くから知事選出馬を表明していた吉田万三氏は政策についても勉強し準備していたように見える。自分が都知事になったらどうしたいのかというのがはっきりしているのだ。そのせいだろう、反石原というよりは、共産党推薦の候補、といった印象。
反石原、と言われてしっくりくるのは、とにかく石原をやめさせたいという人たちが担ぎ出した浅野史郎氏と、「石原さんが降りるのなら私も立候補はしませんけど」と言っていた黒川紀章氏かな。
でも、反石原、というのはよくないと思う。
反石原は、石原とセットになってる感が強いから。反に回るだけで価値が生じるほど石原都知事ってすごいのか？みたいなかんじになるから。
黒川紀章氏というのは、公開討論での発言がおもしろかったりして受けているそうで、私は見ていないからなんともいえないけれど、反石原ではおさまりがつかないような独自色が出てきている気配がある。浅野氏もそうなってくるとおもしろいと思う。
以上、都民でもない者の感想でした。
