私の中の水野晴郎

まずこれ。
1万7千人、一般開放を満喫−善通寺駐屯地 - 四国新聞社
駅でポスター見て血中水野晴郎濃度上昇、行きたい、大砲を使ったコンサートを見たい、と思ってたんですが、昨夜は雨が強かったし、今朝もこちらは雨がぱらついたりして天気が悪かったんで行かなかったんですよ。でも、善通寺の方では雨が降ることもなく無事に催しができたんですね。行けばよかった。ああ、見たかった。
この日記では、最近の自衛隊の動向は要注意だ、みたいなことを書いてきてるんで、言ってることとしたがってることが全然ちがうじゃないか、と言われても仕方ないし、これ書きながら自分でもそう思ったりもしてるんですが、私の中の水野晴郎と日本の軍拡路線を憂える気持ちは平然と同居してますね。葛藤がある、なんて書くと、ウソになるよね。自衛隊そのものを敵視する人たちには同調できない心性はずっともってるし。
むしろあれだな、心の中の水野晴郎自衛隊の暴走を心配してるというかんじかな。そんなことになったら水野晴郎が心の中にいられなくなりそうで、それがこわい。水野晴郎もいられないような心になるなんて、私にはさびしすぎる。
だから、こんなニュースを読むと、不安になるのです。

航空幕僚長が東大で講演/「燃えるリーダーに」

2008/05/24 18:21

防衛省田母神俊雄航空幕僚長が24日、東大の学園祭で講演し「燃えるリーダーになって」と呼び掛けた。自衛隊や戦争の歴史については「さまざまな意見を聞いて判断してほしい」と理解を求めた。現役の幕僚長が一般の大学で講演を行うのは異例。

 安田講堂で行われた講演には約1000人が詰めかけた。田母神空幕長は、航空自衛隊イラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決について「そんなの関係ねえ」と発言したことで批判を受けており、講演の冒頭「マスコミは爆弾発言を期待しないように」と述べ、会場をわかせた。

 「(戦時中)日本は悪かったという意見があるが、そうではないという説もある。両方聞いて皆さんで判断してほしい」と力を込めた。

 最後に「上(リーダー)が燃えないと、組織が不燃物集積場になる。燃えるリーダーになって」と会場の学生たちに呼び掛けた。

四国新聞社

空幕長の発言として、どうなんでしょうか、これは?
東大生は戦時中のことくらい自分で調べるだろうけどさ。
心に水野晴郎を抱えた者は、そうでない者よりもずっと、ずっと、こういうニュースに心が震えるのですよ。