ユープラザで折り紙の夢世界

ユープラザに、折り紙教室の人たちが作った作品が展示されています。日本の四季や、かぐや姫、また童謡の世界などを描いた絵、そして和紙で作った花嫁衣裳。
絵の中では和紙が背景となり、色様々な折り紙でつくられた花や人や動物が絵の中から浮かび上がっています。濃淡ある和紙の微妙な色合いが自然の景色をうまく表していて、色鮮やかな日本の四季もすばらしいのですが、墨絵を思わせる色調でまとめた歌「月の砂漠」の情景も印象深い。墨色の夜空に浮かび上がる大きな月、これが金色の繊維が少し混じった和紙でできていて、月の表面をまざまざと思い起こさせるのです。砂漠の色と質感も実にそれらしく、そして折り紙でできたらくだが人を乗せて歩いている。
らくだやたぬきやいろいろな花、そしてかぐや姫など、折り紙でいろんなものができるんですね。おもしろい。そしてとてもきれいでした。