「日本刀でメッタ切り」

主権回復を目指す会本部に東アジア反日武装戦線「雷」と名乗る差出人から犯行予告が送られた。
差出人:東アジア反日武装戦線「雷」が何者なのかは今の時点では不明だが、下の記事を見ると在特会は勝手に「反日極左」とか「在日朝鮮人」と決めつけている。
【大阪緊急デモのお知らせ】 12・13卑劣なテロリストの即時逮捕を求めるデモ行進【生放送URL追加】 - 在日特権を許さない市民の会
載せられた犯行予告の写真を見ると、そこには「地下室で日本刀でメッタ切りにして殺す。」という文が書かれているのがわかる。
この「日本刀でメッタ切り」という一節に、ウヨクな香りを感じた。
そして、文面全体から、なぜか朝日新聞社を襲撃した赤報隊の声明文を連想した。
赤報隊の声明文が、従来の右翼の声明文とは異質な印象を与えるものだということは、早くから指摘されていた。右翼的なロマンチシズムが希薄で、天皇にも触れない。むしろ、東アジア反日武装戦線のような極左の声明文に似た文章だといわれていた、そんなことを思い出した。
まあ私が勝手に感じ取るウヨクな香りとか右翼的なロマンチシズムとかいうものが、所詮素人の感性によるものでしかないので、私個人の感想にしかならないけれどもね。というのは、朝日新聞襲撃事件に関する本を読んでいると、右翼団体の幹部で「あの赤報隊の声明文はよかった」と感心している人が出てくるから。
主権回復を目指す会に届いた犯行予告、現時点では差出人が何者か判っていないわけで、だったらまず東アジア反日武装戦線「雷」を名乗っている者が誰なのかを突き止めないといけないんじゃないのかな。悪質ないたずらかもしれませんしね。ピント外したままデモしてもすべるだけなのではないでしょうか。