3Dなんだが

週刊文春12月22日号には、This Week で松竹の今期の業績が厳しいこと、また、小林信彦の連載エッセイでは「歳末の淋しい映画界」という題で、今年の映画界の落ち込みについて書かれていた。くわしくは読んでもらいたいが、3Dといわれると、小林信彦と同様に私もメガネをかけているので、メガネの上からメガネをかけるのがいやで観に行かないままになっているのね。どんなものか興味もないことはないけれども、そういえば子供のころ東映マンガまつりだったのかなあ、仮面ライダーが部分的に3Dで、画面からショッカーの怪人がこちらに向かって「勇気のある子はここからはメガネをかけてみよう!」といって、入り口で渡された片方に緑、もう片方には赤のセロハンが貼ってあった紙製のメガネをかけて観たことがあったな。ああいう、子供向けの番組なら、そういう風に観ること自体が子供には楽しいというのはありそう。
でも、大人向けの場合はめんどくさいだけなんじゃないでしょうか。