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今週の週刊金曜日に、平野次郎「被害者置き去りで差別の本質を問えるのか」が載っています。差別報道が問題視され打ち切りになった『週刊朝日』の佐野眞一による橋下徹に関するルポ。それから、一年が過ぎた頃、やっと謝罪の場が持たれ、週刊朝日側が被害当事者と会い話を聞くということになったそうです。実際にどのような被害が出たか、週刊朝日がどういう対応を見せたか、また、こういう差別報道もヘイトスピーチになるのではないか、など、取材してくわしく書かれています。ぜひ、読んでみてください。
森美術館問題
私がこの問題に興味を持つきっかけになったのは、ネット上で読んだ宮本節子氏の抗議文だったのですが、その後、週刊金曜日がこの問題を集中して取り上げてくれ、そこからいろいろなことを考えました。自分が美術展に行ったり映画を観るのが好きな方で、これまでどちらかというと、宮本氏が訴えているようなことを聞き流してしまう側にいたかなと思い当たったりもしました。
森美術館問題についてまとめたブックレットが不磨書房から出ました。
- 作者: ポルノ被害と性暴力を考える会,イダヒロユキ,梅山美智子,岡野八代,角田由紀子,西山千恵子,前田朗,宮口高枝,宮本節子,森田成也,横田千代子
- 出版社/メーカー: 信山社
- 発売日: 2013/09/10
- メディア: 単行本
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宮本節子氏はソーシャルワーカーです。
- 作者: 宮本節子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 新書
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