『世界』2019.9 特集2 アフリカ 人々が変える大陸

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アフリカ開発会議TICAD)がニュースに出ていましたね。『世界』2019.9 (no.924)では、アフリカが特集されていました。勝俣誠『世界の中のアフリカ』では、アフリカの現状を伝えつつ、社会開発面では日中協力の道を探るのが得策ではないかとの考えが述べられています。日中ともそれぞれに、これからのアフリカに役立つであろうノウハウを持っているからです。くわしくは『世界』を読んでみてください。

他には、アフリカの大学事情について、これも開国して近代化しようとしていた昔の日本を思い出させる面と、植民地にされていたせいで宗主国の言語が公用語となっており、民衆が話す現地語と大学で学ぶ際に用いる言語が異なるという面では日本とは大きく違っており、日本語でほぼ用足りてしまう日本のありがたさをあらためて感じるのと同時に、多言語状態のよさもあるだろうなという、これは自分が外国語学習中のせいか、そういう想像もしてしまうのですね。でも、根っこは、日本語でどんな勉強もできる環境を整えてくれた先人たちに感謝感謝の気分でいっぱいになります。

ほかにも、アフリカのことがいろいろ出ていますので、『世界』、読んでみてね。

 

世界 2019年 09 月号 [雑誌]

世界 2019年 09 月号 [雑誌]

 

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 さて、アフリカといえば映画ファンにとって気になるのはノリウッドですよね。

wired.jp

↑は2013年のインタヴューですので、いまはもっと映画産業が前へ進んでいるのでしょうが、始まったころは、低予算でビデオで見られるという、日本のVシネっぽい雰囲気がしますよね。一時期、日本のVシネをよくレンタルして見ていました。インタヴューではアフォラヤン監督が、世界市場で愛される映画を作れるようになりたいと語っていますので、これからが楽しみ。携帯電話の普及もそうでしたが、アフリカの新興地のほうが、ネットなど新しいインフラに適応するのは早い面もあるので、ネットに適合した方法も生み出されるのではないでしょうか。