コロナ禍による変化 カタールの例

muhammadtakeshi.jp

 

水曜日にリモートで行われた閣僚会議で発表された主な決議は、

1. 全ての店舗の週末(金曜日、土曜日)営業の再開
2. 民間セクターにおけるカタール人の雇用率を60%へ引き上げ
3. 退職及び年金の対象となるカタール人人材を80%へ引き上げ

 

お隣のクウェートでは石油エネルギー関連セクターは外国人を禁止にしたようですし、国内にいる外国人の人口も現在の3割程度にまで減らす意向も。生き残れるのは、やはり”ローカルには出来ない”高度な技術と経験を求められる職業か、そうでなければ”ローカルがやりたがらない”キツくて待遇も良いとは言えない仕事か、そのいずれかが外国人がここで生き残るための最後の砦かもしれません。

 

他国から人が入ってくるのを制限したいのは、コロナ禍の下ではどの国も同じでしょうから、どこも似たような状況になっていそう。観光業も、新型コロナウィルスのリスクを計りつつの営業がしばらく続きそうですね。

 

新型コロナウィルスですが、記事を読んだりしてエイズのことを思い出します。感染しても無症状の人が気づかず他の人にうつしてしまう、発症した場合、風邪やインフルエンザにくらべて症状が多様なところ、とか。エイズは70年代にいっとき花火のようにきらめいたアメリカのゲイクラブで広がり、女のいないユーフォリアをあの時代ごと葬り去りましたが、あの出来事が今日の雛型だったのかなあ、とか。

HIVは感染力が弱かったので、感染するような行為を避けることは容易でしたが、新型コロナウィルスは感染力が強いのですよね。ウィルスが一部エリート向けから大衆向けになったみたいな、コカインがクラックに、ヘロインがオピオイドになったみたいな、そんなイメージも湧いてきたり。

 

エイズといえば、「理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき-」というブログが一般人向けにずっと日本のエイズ事情の解説を書いてくれていますが、新型コロナウィルスについての情報も出ています。

tetsujinsan.blog8.fc2.com

 

うっかりネットでツイッターとか見ちゃうと、新型コロナウィルスについても思いついたことをいろんな人がつぶやいているので、混乱しますね。ネット瘴気を感じる。だから、もうネットでは、政府広報とか、All Aboutとか、上の「血液の鉄人」のブログとかしか見ないようにしようと思う。

 

前にも新聞だけ読もう、と自分で書いた記憶があるんだけど、ネット見るときはついニュースネタも追ってしまうんで、それを抑えよう、自戒をこめて、また書いた。