日本ではあまり話題になっていませんが、支払い用のオンラインシステムは日本でも利用されているので、こういうことが起こってもおかしくない。
Yahoo!の記事より。
『世界』6月号にもくわしいレポートが出ています。
読むとこわいです。身に覚えのない咎めをうけて精神を病み自殺した人が出ています。
『世界』no.945 指宿信「コンピュータシステムがもたらした冤罪事件」によると、富士通ホライゾンのバグだけではなく、エンジニアがシステムのバックドアから遠隔でアクセスして会計記録を書き換えていたということがBBCドキュメンタリー番組「パノラマ」の取材で分かったとあり、ひょっとしてわざと仕掛けて委託郵便局長を陥れたの?と、犯罪実話脳がぴくぴくしてきました。
英国の、日本とは異なる司法制度についても知ることができます。『世界』6月号で読んでみてください。
英国の委託郵便局長というのは、日本とはまた異なったものなのでしょうが、私は郵便局が舞台になった事件だったせいで、郵政民営化と騒いでいた頃の、特定郵便局についての陰謀論めいた歪んだ報道、マスメディアだけでなくネットでも多かったですが、あれを思い出しました。テレビのニュースでの取り上げ方も編集して悪者的印象を観る者にあたえるよう加工されたものが多かった(ほとんどといっていい)。地方出身のマスコミ文化人なら田舎の事情だって知っていてもおかしくないのに、東京人しぐさで「まあこわい」とかクソエッセイにお書きになってるセンセーがたが散見されましたね。もういまさらどうこういってもいみないけど。わたしは忘れないからね。あんたらがきらわれてるのは理由があるのよ。
民営化したあと、郵便局が苦難に遭っているのを見ると、「なにか敵対勢力からしかけられてんのかな」と一瞬ですが思いますよ、それが競争社会じゃ、なのかもしれませんけれどね、一般人も巻き込まれて損失被ったりするんでね。
オリンピックで、都合のいいときだけ「絆!」とか言うの、やめて欲しいわね。