映画「出張」(1989年、監督・沖島勲、主演・石橋蓮司)

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一部のマスメディアの重信房子の取り上げ方への違和感がネット上で散見されますが、わたしが思い出したのは、この映画「出張」ですね。

私も重信房子、名前は知ってたけどリアルタイムで見たわけではなくて、日本で逮捕されて大きくニュースに出てから興味を持って本や雑誌を読んだ方ですので、同時代人として彼女をアイドルというか”サブカルヒーロー”的に受けとめた人たち(重信と同世代の一部の人)の感覚は想像するしかないものですが、この映画「出張」は、そういう人たちの気持ちの一端が描かれているように見えた。(ちがうよ! といわれればそれまでですが)

 ともかくこの映画、石橋蓮司がよいので、機会があればご覧になってください。

 

 

重信房子逮捕の時、ちょうどブッシュとゴアがどっちが勝ったのかはっきりしなくて米大統領選が間の抜けた印象になってるのとタイミングが重なってて、それでですね、ブッシュ再選の時は、その直後にアラファトが亡くなりましたね。極私的にはそういうふうに記憶にされてるのね。

 重信出所の直前に、ブッシュがある意味致命的な言い間違いをしてニュースに出ちゃったのも奇縁か。

 パパブッシュは湾岸戦争子ブッシュは9.11と、ここにも因縁を感じてしまう「ほん怖」ファンです。