NHKテキスト『まいにちフランス語』2024年2月号 猫沢エミ「ジャパリエンヌ奮闘記 実録!パリ盗難体験 ~げに恐ろしき13日の金曜日・その2~」

その2,ですから、『まいにちフランス語』2024年1月号に載ったその1の続きです。ちなみに、3月号にその3がのするそうです。ぜひ1月号から順に読んでいただきたい。
 著者はパリのレストランで友人と食事中にバッグを盗まれます。食事中の4人は始終対面でだれもトイレに立ったりしなかった、それなのに! くわしくは読んでもらいたいが、今パリはオリンピックを控えてテロ警戒に忙しく、軽犯罪を取り締まる警官が手薄になっており、そのせいで盗難被害が急増しているとのこと。
 2月号では、警察に盗難被害届を出しに行ったとき、やはり盗難に遭った日本人の初老カップルが来ていて、彼らは海外旅行に慣れた方々だったのだが、メトロでスマホケースからスマホを抜き取られたという。その手口はとても巧妙、パリのスリ技術はすごい! コロナ禍以降スリが増えているそうで、最近パリ市内で横行している手口も紹介されています。
 オリンピックで、日本からパリに行く人も増えそうなので、ぜひ行く前に読んで参考にしてください。

 

今期の『まいにちフランス語』、入門編・中條健志「自己表現のためのフランス語」、応用編・西山教行、ジャン=フランソワ・グラヅィアニ「フランコフォニーとは何か」もすごく充実した内容、ぜひともNHKラジオ『まいにちフランス語』を聞いてみてね!