文藝春秋2006年4月号では坪内祐三がとあるブログについてぼやいていた

坪内祐三の人声天語・連載35は「早稲田大学での五年間の授業を終えて」という題で「この五年の内に学生たちの雰囲気が微妙に変わった」ことが記されていた。具体例として教壇からのメッセージが伝わりにくくなっていったことが書かれているのだが、迷惑な事例としてある学生が自分のブログで授業内容をデタラメに再現していることが挙げられている。「編集ジャーナリズム」の授業でインタビューや講義などしゃべり言葉を文章化することのむずかしさを取り上げ、やんわりと件のブログの間違いについても話をしてみたが、当の誤再現記事を書いた学生にはそれもうまく伝わらなかったようで、またブログで授業内容を意味を取り違えたまま紹介されてしまったそうだ。
くわしくは文藝春秋4月号を見てね。文藝春秋は図書館に行けばどこでもバックナンバーがあると思う。