報ステの共謀罪特集に出演した野田敬生によれば

収録のために野田氏が準備したメモ(参照)

合計優に2時間以上は話している。テレビだから仕方がないが、筆者のコメントなど1分にも満たなかったと思う。
 特に困ったのは、条文の文言に立ち入った話は割愛してほしいという要請だった。「市民団体等にも適用され得る」というその結論だけでいいというのである。
 法律の話を始めたら視聴率が下がるんだろうけれども、共謀罪は法律の話なんだから本来的には条文に立ち入らなければ始まらない。メディアに関心がないと同時に、テレビ向きのネタでもないのである。この辺にテレビの限界があることを実感する。

野田氏は不満そうだが、「市民団体等にも適用され得る」というその結論だけでいい、というのもありだと思う。とりあえず「共謀罪」という言葉を覚えてもらわなければ話題にならないままで終わってしまうから。「"共謀罪"って何よ?」となった人はどんなものか調べてみたりするだろうし。
上の記事によると姉歯逮捕が25日になっていたら特集は差し替えられるおそれがあったそうだ。
それで今日はホリエモン保釈で東京拘置所ホットスポットですか。こんなものなのかな。