花岡信昭(政治アナリスト)

[雑記][トンデモ]セカンドレイパー 花岡信昭に欠けていること/UNSAFETY JAPAN - シートン俗物記
上の記事を読んで、間抜けなコメントをしてしまった後なのだが、花岡信昭は政治アナリストとして日経BP社のSafety Japanでコラムを連載中なのですね。
花岡信昭:我々の国家はどこに向かっているのか - Safety Japan
日経、というと、ビジネスマンが読んでるんでしょ? くらいにしか思ってなくて、自分であんまり読んだことがないものであれなんですが、実質的な保守層になるといっていいオジサンたちがよく読んでるんでしょうね。
そして。哀しい話になりますが、おそらく、花岡と似たような感想を持っている人たちはけっこういる、というのが現実なのではないでしょうか。
基地の問題を取り上げるなら他に書きようがあるだろうに、というか、焦点のあてかたがちがうだろ、と思っている人がブログで反論を書いたりするので、ネット上では局部的に花岡批判が目立ったりしますが、そういや以前別の事件について田中真紀子も花岡的意見を口走っていたな、と思い出したりもしました。
「男なんだから仕方ないだろ」というのは、日本では広く薄く共有されてると思うし、花岡の発言の根っこにあるのもそれだと思うのね。
それにしても、被害届を取り下げることになるほど追い詰めておいてまだ説教したいとは、どうかしている。
相手が女子中学生だから何言ってもだいじょうぶだろうくらいに思っているんだろうか。オヤジにはありがちな態度だけどね。
ところで、今日は国際女性デー、しかも100周年、だということです。
それでこんなニュースもあるんですよ。

従軍慰安婦問題解決求め、世界連帯集会を開催

【ソウル5日聯合】3月8日の国際女性デー100周年を迎え、日本軍の従軍慰安婦問題解決を求める連帯集会が各国で開催される。韓国では、韓国挺身隊問題対策協議会が5日正午、ソウルの在韓日本大使館前で、毎週行われている「水曜集会」を兼ねた連帯集会を開いた。集会はソウルのほか国内では大邱、海外では日本、英国、フィリピン、豪州、台湾、インドネシアなどでも行われる。

 協議会は「昨年は米国、カナダ、オランダ、欧州連合(EU)で日本政府に慰安婦問題解決を求める決議案が相次いで採択され、問題解決に一歩近づいた。こうした成果を続け、国際世論をさらに強化するため、国際女性デー100周年に合わせ世界連帯集会を開催する」と説明している。

従軍慰安婦問題解決求め、世界連帯集会を開催

花岡は、仲間とつるんで女子中学生に追い討ちをかけている暇があるんなら、この従軍慰安婦問題への対応をどうするのか考えるべきなのではないのかね。
日本は女性の人権が守られていない国だと見なされるようになったら、アメリカに嫌われるよ。