古屋圭司自民党ネガキャン本部長

あいにくの曇り空、いまにも雨が降りそうなお天気、午前中なんとなく暗くなって雨が降るのかなと思ってると、しばらくしてまた明るくなりました。あれが日食だったようです。
本日の四国新聞には、自民党の全面広告が出ていました。自民党の政策パンフレット「政治はギャンブルじゃない」の要点をまとめたもの。民主党へのネガキャンといっていいでしょう。
自民党政策パンフレット(http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/pamphlet/
自民党の広報本部長・古屋圭司が、自身のブログで簡潔に要旨を語っていました。

 私は、今回の選挙はかつてないほど厳しい環境下での戦いであると覚悟を決めています。しかし、政権交代だけを叫びながら「憲法、安全保障、教育」などの基本政策も全くまとまっていないうえ、労働組合の影響を強く受け、財源の根拠のないバラ色の政策を並べる民主党には絶対にこの国を任すわけにはいかないのです。

http://www.furuya-keiji.jp/2009/07/post_230.html

細田幹事長や麻生総裁も、テレビに出ると必ず民主党ネガキャンを口走ります。あのネトウヨが作成したのかとかんぐりたくなる自民党政策パンフ、一部のはねあがりの仕業かと思ったりもしてたんですが、これはもう自民党上層部の指揮の下発動された組織的ネガキャンだと見ていいでしょう。
私はインターネットで政治ブログを見て周るのを趣味にしているので、新聞広告を見ても「自民党がまたやってるわ」くらいにしか思いませんでしたが、うちの母は、インターネットなどほとんど見ていないので免疫がないのでしょう、「なにこれ」「こわい」「気持ち悪い」と脅えていました。
自民党さんには、ネガキャンを不快に感じる人がけっこういることに、早く気がついてもらいたいです。それとも、自民党への忠誠度が不十分な高齢者に対するハラスメントも兼ねているんでしょうか。
新聞広告でも、民主党日教組とつながっているからダメ、と書いてましたが、そもそも選挙に勝つための内閣として発足した麻生政権にケチがつきはじめたのは、国交相になった中山成彬がすっとんきょうな「日教組ぶっ壊す」発言をして、頭どうかしてるんじゃない? と訝られて就任早々大臣辞任に追い込まれた事件からじゃなかったのかな。もう忘れてるの、自民党は。
政策パンフレットを見る限り、自民党は組織ぐるみ日教組相手に幻魔大戦に突入してる模様なので、こんなこといってもまったく伝わらないんだろうけれども、いまどきこれほど日教組を過大評価してるのは、街宣右翼自民党さんだけなんじゃないかな。
自民党は例年グランドプリンスホテル新高輪で党大会を開いているそうですね。
グランドプリンスホテル新高輪は拡声器使用禁止区域に立地していた - 一人でお茶を
ひょっとして、日教組に会場貸さないようにホテルに圧力かけたのは、自民党さんなんでしょうか。
とにかく、ネガキャンは逆効果だと思います。気持ち悪い広告を載せるのはやめてもらいたい。