穴吹工務店が更生法申請

穴吹工務店が更生法申請、負債約1509億円 - 四国新聞社
明日の四国新聞には関連記事がいっぱい出そうですね。
ただ、あまりおどろきがないんですよ。ここ二、三年くらいですかね、県内に異常にいっぱい穴吹のマンションが建ってたんですよ。建設や不動産に疎い私でも、それにしても何でこんなにいっぱい? と不審に思うほど。なんかこう、フツーでないものがありましたから、あれも何か事情あってのことだったのかなと今では考えてしまいます。
それと、穴吹工務店といえば、『世界』2009年10月号の佐々木実「郵政公社「資産売却」の闇 民営化ビジネスの虚実」という記事に名前が出てきてましたね。
2004年に郵政公社が突然「不動産売却促進委員会」を立ち上げ、初会合でいきなり「バルクセールの必要性」を説く資料が委員に配られた。委員から疑問の声が相次いだこの会合を、高橋俊裕委員長は出張で欠席。結局、大型バルクセールが05年、06年、07年と三回実施されることになる。
そして三回ともリクルートコスモスを代表とするグループが落札しているのだ。
記事ではリクルートコスモスに焦点を当ててこのバルクセールの実態を追っている。詳しくは『世界』2009年10月号(参照)を読んでください。
さて、上記の記事ではリクルートコスモス外資オリックスが主役になっているが、このバルクセールの落札者の中に、穴吹工務店と穴吹不動産センターも入っているのだった。(リクルートコスモス・グループのメンバー企業だったということ)
いろいろやってるんだなあ、記事を読んだ時はそう思いました。しかし、既に身近に目にする建設ラッシュの異様さから、茫漠とした不安感を覚えましたね。で、その不安は現実になった、そういうことでしょうか。