12月

冬になりました。なんだか秋が短かったような。毎年12月になるとユープラザうたづではアトリエKがクリスマスに因んだ子供たちの作品でロビーを飾るのですが、今年は「ラブリーなウキウキクリスマス」と題して、張子のマトリョーシカが並んでいます。様々な柄の包装紙や千代紙を用いてクリスマスの雰囲気でおしゃれをしたマトリョーシカたち。香川の郷土玩具のひとつに高松張り子の奉公さんというのがあるのですが、それを思い出させる洋風張り子マトリョーシカ、ひとりひとり表情がちがうので、何を言っているのか想像しながら見ると楽しいですよ。
さて、12月には衆院選があるわけですが、自分としては比例区では共産党に投票するつもりでおります。選挙区では出る人を見てから決めます。自民党の経済政策には期待が持てるという評価をよく見ますし、公共事業も必要なところはまだまだあると自分でも思うのですが、その他の面で言っていることがちょっとなあ、と。自民党の中から、生活保護の現物給付案が出てきていますけれども、生活保護を受けている人が店で買い物したほうがよくないですか。そのほうがお店にもお金が回りますよ。また、現物給付と言った場合、食糧とか衣服みたいなものだけになるんじゃないでしょうか。失業した人も本を読んだり映画を観たりするでしょうし、それが生活を変えるきっかけになることはいくらでもあるし、勉強するならノートやペンもいるし、酒やたばこで気分転換も普通にすることでしょう。この生活保護の現物給付に反対する意見としては、『世界』2012年11月号の読者談話室に、憲法で保障された生存権には「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されなければならないとなっているので、現物給付では「文化的な」生活が保障されなくなるのではないかという反対論が載っていました。興味のある方は読んでみてください。
政局に関しては新聞だけで追うことにしていますし、もう選挙に関してはこの後はてなダイアリーに書こうとは思わないのですが、自民党民主党を意識しはじめてからおかしくなってしまいました。これからどうなるのか。おかしくなったところが是正されるのでしょうか。
最後にどうでもいいことですが、慎太郎はあの竹中がきらいなんだそうで、あの竹中をたたきつぶしてくれればちょっとは慎太郎を見直すんだけどな。