北海道新聞社(札幌市)の編集局報道センターに勤務する記者(31)が、道議会に関するオフレコの取材メモを、LINEで別の取材先に提供していたことが13日わかった。同社が同日の朝刊で、おわびの記事を掲載した。
同社によると、9月30日に他の関係者から指摘があり、調査したところ、記者が今年3~9月頃、情報交換のため複数のメモを外部に流出させたことを認めた。同社は取材先に謝罪した。今後、記者や編集局幹部を厳正に処分する方針。間瀬達哉編集局長は「情報源の秘匿という記者倫理の根幹に反する許されない行為で、報道機関として極めて深刻に受け止めています。関係者に多大なご迷惑をおかけし、読者との信頼関係を損ねたことを深くおわびします。記者教育の徹底を図るとともに情報管理のあり方を見直し、再発防止に全力を挙げます」とコメントした。
LINEで、というのが今風でしょうかね。これは発覚したので取材対象者も謝罪してもらえてますけど、こうはならないまま漏洩されていた人、または漏洩が分かっても適当にあしらわれた人もいるでしょう。そういう扱いを受けないで済む人には分からないことでしょうが、いるんですよ、あるんですよ。それが世の中なんだとか薄笑いしながら「お勉強になりましたか?」風に諭されるんですよ!
記者、せめて取材した人に対しては仁義を守って欲しい。でないと、記者になんか何も話したくなくなるから。(でも、もうそれでもいいのかもしれない、どうしても言いたいことがある人は、SNSで発信するだろうから)