袴田巌さん姉、再審法改正訴え/札幌で集会、26日判決

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袴田巌さん姉、再審法改正訴え/札幌で集会、26日判決
2024/09/11 20:36

 1966年の静岡県一家4人殺害事件で死刑が確定し、26日に再審判決が言い渡される袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(91)が11日、札幌市で再審制度に関する法改正を求める集会に参加した。ひで子さんは国会が少しずつ動いているとした上で「(袴田さんの)事件を機に改正を進めてほしい」と訴えた。

 会の冒頭、弁護団が制作した袴田さんのドキュメンタリー映像「凍りついた魂」が上映された。ひで子さんは26日の判決について「巌は無実だから無罪になって当たり前だと思っている」と力強く話した。

 再審公判は昨年10月に静岡地裁で始まり、今年5月に結審した。

メモとして。

袴田巌さんの件は、私を死刑廃止支持に変えた報道になりました。

 死刑廃止を叫ぶある種の人たちへの反発、かんたんに「終身刑にすればいいじゃないか」と言う人たちへの反発が大きかったのですよ。

 でも、とくに一時期の取り調べには問題が多かった模様で、あとで冤罪であることが分かる例がいくつか続いたのと、仮に冤罪だった場合、死刑は取り返しがつかないので、死刑は廃止したほうがいいと考えるようになりました。

 そして、大勢の方が誤解しておられるようですが、無期懲役というのはその名の通り「無期」でありまして、実質終身刑、あらためて終身刑をつくることはないのではないでしょうか。