橋下弁護士(『たかじんのそこまで言って委員会』委員)

本日(2007年8月31日収録、同年9月1日放送)の「たかじんのそこまで言って委員会」の収録において、やしきたかじん委員長に、僕は許可を求めた。
「彼ら弁護団は、自分たちの主張をメディアが取り上げてくれないと不満を言っていますので、ぜひこの番組に出席させて主張させて下さい。弁護士仲間に話すのではなく、一般の観客の前でそしてテレビカメラの前に出させることで、世間の空気にさらさせてください」と。
やしきたかじん委員長は許可してくれた。
弁護団よ、そしてカルト集団弁護士よ、加えて、俺に野次を飛ばしたチンカス弁護士よ、世間の前でしゃべってみろよ!!

http://hashimotol.exblog.jp/6366720/

たかじんのそこまで言って委員会』(以下『たかじん』)は香川県でも流れているので、何回か見たことがある。橋下弁護士が出演なさっていた回も何度か見ている。しかし、橋下弁護士が印象に残ったことはない。他の出演者に混じると特に喋りがうまいわけでもないので目立つのは大変だろうと勝手に妄想してしまう。他とくらべて優位に立てる点は弁護士としての専門知識をひっぱりだせることくらいになるのだろうか。
たかじん』は、委員長様がしばしばゲスト出演した人に「この番組は東京では流れませんから言ってもいいですよ(笑)」という風なことを言い、笑いのなかでやばい発言も許容するかのような「過激」ぽい色を売りにしているのだが、テレビで観ているかぎりはバラエティ番組でしかないので出演者が「過激」ぽい発言をしようと笑って聞き流せる。
バラエティ番組、しかも「中央方面では流れないですから大丈夫ですよ」なんてのが笑いながら共有される空間というのは、マイナーな集まりで共犯意識を持った仲間がちょっとアブナイこと言いながら笑って楽しむ趣向でやってますけど、何か?という番組にしか見えないのだけどね。
橋下弁護士(『たかじん』委員)はスタジオ内の空気を読んで、懲戒請求すればいいんですよ云々といった発言をしたんだろうと勝手に思っている。番組内で受けを狙っただけなのだろう。
そういう『たかじん』が「カルト」でない保証はどこにもない。しかし『たかじん』出演が自身にとっては至極重大であるらしい橋下弁護士にとっては、「世間」に等しい世界になってしまっているようだ。

本日、「たかじんのそこまで言って委員会」の収録がありました。
この収録で、すでに懲戒請求された方の懲戒請求が違法にはならない点を説明しました。
9月9日放送です。

http://hashimotol.exblog.jp/6421242/

現在、橋下弁護士のことばに共鳴して出された光市母子殺害事件弁護団への懲戒請求は3900件だという。オウム真理教の信者がサリンテロの時点では10000人以上いたことを思うと、少ない(!?)。カルトとしてもまだまだ迫力不足。しかし、この騒動で橋下弁護士による懲戒請求呼びかけのことを知った人もいるだろうから、この後、この件で橋下を支持する人がどれくらい増えるかは興味がある。
刑事弁護についてはこちらの記事を。

刑事弁護には、絶対にゆるがせにしてはいけないことが一つあります。
それは、被疑者・被告人の利益を守る、ということです。
その一点において例外は認められません。
つまり、どんな被告人であってもその利益を守らなければいけない、ということです。
(中略)
このような弁護人の職責がいかに重要であるかは、この拙文をお読みの皆さんが無実の罪で逮捕・起訴され、マスコミはもちろん家族もあなたの有罪を信じてしまった場合のことを考えていただけると少しはおわかりになるのではないでしょうか。
自分はそんなことになるはずがない、とお考えの人も多いと思いますが、これまで冤罪に苦しんだ人たちは、逮捕される前は例外なくそう思っていたはずです。

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上のようなことが常識とされなくなったらどうなるのか。もしかしてすでにそうなっているのだろうか?なんだかほんとうに怖くなってきた。