岩波少年文庫創刊60年記念フェア

『世界』には岩波書店の広告が載ってますが、そこで見つけたすてきなイラスト。
岩波少年文庫創刊60年記念フェアの広告に、街灯(古風なガス灯に見える)の灯りを見上げる、小象とカンガルーの親子の絵がついてるんです。これが、いい。長い鼻をふりあげて灯りを見上げている小象の口の開き方が、ああこれいまなにかしゃべってるな、と、表情あるんですよ。そしてカンガルーの親子がちゃんとそれ聞いてるなと、会話してるな、どんなことおしゃべりしてるんだろう、もうどんどん広がりますよ、想像が、ドラマが。
版画なんだろうか。いいかんじです。見ていて飽きません。いい。大好き。