東京都青少年健全育成条例について

岩波『世界』2011年1月号に、「マンガ表現の規制強化を問う――本物の民意はどこに?」を書いている河合幹雄教授がブログでさらに問題につっこんだ記事を書いています。
河合幹雄の発言のブログ(http://kawaimikio.cocolog-nifty.com/blog/
『世界』1月号では、これまでにもあった規制の動きとは異なった今回の規制強化の特徴として

  • 2000年頃から極めて乱暴に事が運ばれるようになった
  • 特定の人々によって規制強化が進められるようになった
  • 世論調査が濫用され、政治家によって安易に準拠される傾向が強まっている

などを例を挙げて説明している。
しかし同時に、規制強化反対運動も、マンガ家と出版社にとどまらず一般市民も参加したうねりとなっており、これまでとはちがった様相を見せているとのこと。
くわしくは『世界』と河合ブログを読んでください。